初めての九州旅行からはや9ヶ月---確かあの時は大雪で飛行機が遅れたんだっけ---
そんな思いを巡らせながらSKY03(羽田9:40発→福岡11:20着)に乗っていた。 前回の九州旅行では達成出来なかったこと--- それは「みんなの旅行記」や「掲示板」で いつもお世話になっている”ゆ〜さん”に 初対面することであった。 北九州在住のゆ〜さんが私を案内してくれるとのこと、 その好意に甘えてツアーコースまで考えて頂いた。 そして、観光&グルメガイドゆ〜さんとの旅がはじまった。 |
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北九州という所は…
by ゆ〜さん |
人口/約101万人 面
積/484.25km 1901年、北九州市八幡東区に日本で初めての製鐵所「官営・八幡製鐵所」として作られ、隣接する筑豊地方の炭坑(映画「青春の門」の舞台)で採れた石炭や石灰石、中国から輸入されていた鉄鉱石などを使って昔は「日本4大工業都市」の1つとして非常に栄えていました。 そのために第二次世界大戦中にはアメリカ軍の攻撃を再々受け、原爆投下の目標にもなりましたが、その日は悪天候で雲が多く目標を定められなかった為、 長崎に変更になったそうです。 ≪誰もが知っているけれど「実は北九州が発祥の地」というもの≫ バナナの叩き売り・屋根付アーケード・24時間営業のスーパー・ 競輪・パンチパーマ・焼うどん 焼きうどんは、焼そばの麺が入手困難だった戦後、小倉北区にある「だるま堂」のご主人が焼そば麺の変わりに、うどんの乾麺を代用して作ったそうです。 このお店、現在も営業中! |
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<<<1日目>>>
北九州に向かう前にまずは太宰府天満宮へ。 天気は曇り。この先は雨の予報も・・・天気がもつかな? 観光客は思ったより少なく、参道をはしゃいで進む修学旅行生が目立っていた。 |
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太宰府天満宮
菅原道真公(菅公)の御墓所の上に社殿を造営して、その神霊を御奉祀する神社で、「学問の神」「至誠の神」として世の崇敬を集めている。 |
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梅ケ枝餅(うめがえもち)
天満宮の御祭神である菅原道真公にまつわる起源が伝えられている。 「配所で食事にも事欠く生活をされていた菅公に浄明尼という老女が餅に梅の枝をそえて差し入れた」などという伝説がある。 江戸時代にはすでに太宰府名物として知られていた。 |
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餅米粉と米粉を
ブレンドした生地に 餡子を入れて丁寧に包む |
手作業で焼く
お店もあれば 機械で焼いている お店もある |
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ゆ〜さん「参道にはたくさんの梅ヶ枝餅店が並んでいてお店によって味が違うよ」
みっふぃ「私はお餅が多い方が好き〜!」
ゆ〜さん「それなら『中村屋』がいいよ!」 みっふぃ「表面
は香ばしくて中はもっちりとしたお餅。 餡子も甘すぎなくて私好みだぁ!
今まで食べた中で一番近い味は焼きたてのお餅を入れたお汁粉かな?」
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みっふぃ
「鯉が異常に巨大だぁ!」 ゆ〜さん 「30cm以上はあるね。 それに胴回りも太い! 」 |
巨木からは
草が垂れ下がった ように生えていて 「もののけの森」みたい |
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赤い橋を見渡す景色は
趣きたっぷり |
厄払いのひょうたん
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本殿の奥にはお茶屋さんが何軒か並んでいる。
みっふぃ「時代劇のお団子屋さんみた〜い!」 ゆ〜さん「自動販売機はないよぉ」 みっふぃ「この木は梅・・・?」 ゆ〜さん「そうだよ」 みっふぃ「梅がこんなに咲いたら綺麗だろうなぁ〜でも人がいっぱいかな?」 |
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傘のある雰囲気のいい
お店を発見 人も少なく居心地がいい |
不老栄屋
梅ヶ枝餅は注文を 受けてから手焼きする 餅部分が薄くパリッとしていて餡子は甘め |
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抹茶+梅ヶ枝餅
500円 苦すぎず 濃すぎない抹茶は 飲みやすい |
梅こぶ茶+梅ヶ枝餅
400円 甘〜い餡子には これ位塩味のある こぶ茶が◎ |
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夜はふぐのコース料理、そして小倉名物おでんの屋台に行くため、
昼食がわりのお茶菓子(上の写真)を楽しんだ。 平尾台へ向かう山道。 九州の山は緑が深く、葉が多く、こんもりとしている印象を受けた。 関東の山々とは違うことを実感。 紅葉するのかな・・・? |
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平尾台
小倉南区の南方に広がる標高400〜600m、南北11km、東西2kmにわたる広がりを持つカルスト大地で天然記念物にも指定されている。 多くの純白の石灰岩が散在する様子は草原に遊ぶ羊の群を思わせ、 羊群原(ようぐんばる)と呼ばれている。 また、縄文時代前期(5000年前)の土器などが出土し考古学、地質学上貴重な地域ともなっている。 |
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天気が悪かった(雨+曇り)こともあり、純白とはお世辞にも言えない灰色の岩は羊のようには見えなかったが、あちらこちらに点在する石灰岩の光景は不思議であった。 |
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千仏鍾乳洞 平尾台の地下には多くの鍾乳洞があり、中でも国指定天然記念物の「千仏鍾乳洞」は、 長さ約1.2kmと言われ、入り口から900mまでは観光洞になっている。 気温は1年を通 じて16度。洞内は天井から鍾乳石が垂れ下がり、足元には小川が流れている。 他にも、ナウマン象の化石が発見された垂直洞の「牡鹿洞」、国指定天然記念物の「青竜窟」、「目白洞」などの珍しい洞窟がある。 |
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無料の草履に履き替えて
いざ洞窟へ ポタポタと 水滴が落ちてくる |
自然の造形美に感動
時の経過とともに 日々移りゆく鍾乳洞 一瞬一瞬が大切 |
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足下には小川が流れ心地よい音を奏でている。
様々な形の鍾乳石を見ながら奥へ進むとのはちょっとした探検気分。 480m程進んだその先の路は、膝下まで水に浸かってではないと進めなくなる。 だから入口で草履を貸してくれるのだ。 ヒンヤリとしていることもあり、今回は先へ進まなかったが、次回は暑い日に準備万端でその先を探検してみたい。 さらに500m先からは電気も通ってないという。 どんな世界が広がっているのか楽しみである。 |
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小倉城
関ヶ原合戦の功労で入国した細川忠興によって、1602年に本格的に築城が始まり約七年の歳月を要した。 天守閣は「唐造り(からづくり)の天守」と呼ばれ、四階と五階の間に屋根のひさしがなく五階が四階よりも大きくなっているのが特徴的。 また、城の石垣は切り石を使わない野面積みで、素朴ながらも豪快な風情にあふれている。 |
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小倉城の入口
城のバックに満開の桜 そんな季節に 訪れてみたい |
最上階から見た
シャチホコ 人面魚っぽい!? |
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小倉城下町のジオラマ
日本最大級1500体もの 和紙人形で再現 人形の表情も いきいきとしている |
出陣前の作戦会議
「島原の乱」出陣前夜 の作戦会議風景を リアルなからくり人形 で再現 |
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昔のかまどを再現
蓋は重いが 開けることができた |
調理人と給仕人
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大名の朝御飯
庶民や武士の食事も 再現されている |
大名籠の中に
入ることもできる ボタンを押すと 前後に揺れます! |
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八坂神社
由緒は平安時代の貞観年間までさかのぼる。 1617に時の小倉城主細川忠興公は祇園社とし総鎮守として仰いだ。 このお社で有名なお祭りは『小倉祇園』(太鼓の祇園)といわれ、全国三大祇園に数えられる夏祭りがある。 競演会前に町を練り歩く時の歌もあるの。 “小倉祇園さんは太鼓の祇園太鼓打つ音海山響く ア、ヤッサヤレヤレ〜♪”(by ゆ〜さん) |
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紫川には自然をテーマ
にしたユニークな橋が 架かっている 漁り火が灯った火の橋 や風・鉄・石・木・海 などをモチーフにした 橋がある |
ひまわりをモチーフ
にした太陽の橋 地元民に「マカロニ」 と呼ばれている像 頭部がギザギザの マカロニのよう |
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旦過市場(たんがいちば)
海の幸・山の幸・美味しいものが豊富に並ぶ北九州の台所。 狭い通りの両側に魚屋・八百屋・総菜屋など130軒以上立ち並ぶ。 もちろんとっても新鮮でリーズナブル! 景気のよい売り声が飛び交い、毎日買い物客で賑わっている。 日本初の24時間営業のスーパー丸和(右) 横断歩道の手前側にある魚町銀店街は日本初の屋根付きアーケードである。
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床煮(ぬ
か炊き)by ゆ〜さん
小笠原藩だった江戸時代から小倉は「床漬け(ぬか味噌漬け)」が有名で100年以上昔から代々引き継がれている“床”を持っている家もあるのです。 「床煮」(ぬか炊きとも言う)とはイワシやサバを先ずは醤油で煮て、最後に床を入れて味付けをする、小倉名物の料理なのです。 これは福岡県内でも、小倉(小笠原藩)の名物なので博多とかでは食べられないものなんですよ。 お酒のつまみはもちろん、白いご飯にもぴったり! 私の大好物の1つです。 |
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上記の床煮のお店をはじめ、各種お総菜・魚・野菜・練り物・
乾物・お菓子などを売る商店がずらっと並んでいる。 くじらの肉を専門にする店もあり、値段にも驚いた! 日曜日は半分位のお店がお休みとなるので注意。 |
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だるま堂---
焼きうどん発祥のお店---
焼そばの麺が入手困難だった戦後、焼そば麺の代わりにうどんの乾麺を代用して作ったのが始まり。 ちょっと細目のうどんを使ってあり、懐かしい味。 7席しかない店内はいつも満員。74才のご主人が忙しそうに作っていました(by ゆ〜さん) やきうどん¥440 天まど¥490(卵のせ=写真) |
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数種のちりめんじゃこ
や乾物が並ぶお店 |
地元のテレビでも
よく紹介されるという 駄菓子屋さん 昔の雰囲気そのまま |
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ふくの杜対洲
自社対馬海洋牧場で「極上白とらふく」を放流し、今や成魚として年中味わえる逸品に育て上げ、 経験豊かな板前が腕によりをかけて仕上げた各種ふく料理を落ち着きある雰囲気の中で楽しめる。 ◆ふくちり鍋コース◆一人前5300円 ◆白子コース◆一人前7300円 |
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ふく刺身
2人前でこの量 ! 歯ごたえの違う皮も美味 |
ふく唐揚
鶏の唐揚げのような 味付け 身もジューシー!! |
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ふくちり鍋
昆布でだしをとった あっさり味のスープは ふぐの旨味を邪魔しない |
雑炊
最後の〆はやはりこれ! ふぐや野菜の旨味 たっぷりのスープを 吸い込んだご飯と ふんわり卵が美味 |
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以前食べたふぐはモサモサとした食感であんまり・・・だったのに、今回はふぐの美味しさに開眼してしまった! ゆ〜さん「ここのお店は手頃で美味しくって、たまに食べに来るんだよ!にこごりはみたらし団子の味がするぅ」 みっふぃ「本当だぁ!刺身は淡泊な味だけど食感がいいね〜。紅葉おろしを入れたポン酢もいいね!」 ゆ〜さん「そうそう!ここはポン酢も美味しいお店なの」 みっふぃ「唐揚げは鶏の唐揚げみたいな味で、鶏のモモ肉かと思うくらいジューシー!前食べたのと全然ちが〜う!」 ゆ〜さん「私たちの鍋・・・忘れられてない!?」 みっふぃ「遅いよね〜」 ゆ〜さん「白菜・椎茸・しめじ・ネギ・豆腐・春菊・そしてふぐ・・・どれも美味しいね!」 みっふぃ「いやぁ〜ん!ふぐの口の部分だぁ!!歯を見なかったら食べれたけど・・う〜ん、ちょっと無理かも・・・」 ゆ〜さん「私がとったのも口部分だった・・・」(一口食べて箸を置いたゆ〜さんであった) みっふぃ「いやぁ〜結構お腹いっぱいだねぇ!」 ゆ〜さん「後で屋台も待ってるしねっ!」 みっふぃ「お腹いっぱいと思ったけど、目の前にすると食べれちゃうね!しかもこの雑炊すごく美味しい!」 ゆ〜さん「ね〜っ!おかわりしちゃおぅっと」 |
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皿倉山
北九州のシンボル『皿倉山』は ”100億ドルの夜景”で有名! 駐車場からはケーブルカー(2001年6月リニューアル)があり、さらにリフトを利用することにより山頂まで辿りつける(歩いてでも登れる) パラグライダーのメッカでもあり、昼間も絶景がのぞめるはず。 ケーブルカー: 21:30迄(約20分おき、往復\800) リフト: 21:00迄(夜間は土日祝のみ、往復\300) |
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ケーブルカーを降りて
山頂まで歩いて 階段を登った 空気がとても冷たい |
雨がぱらつく天気だが
それでもこんなに綺麗! スペースワールドの 観覧車が目立つ |
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小倉屋台街
旦過市場前の広場に約10軒ほどの屋台が集まっている。 アルコール類をおいていないことが特色で、おでんやラーメンをメインとしており、おはぎやおにぎりなどもカウンターに並ぶ。 |
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『ささ屋』
おじさんもおばさんも とっても元気! |
「たまには具材が
沈んだまま、気づいた 時には真っ黒よ〜」 なんて気さくな会話が 飛び交うのも 屋台ならでは |
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具はなんと48種類!
銀杏・ウィンナー 小ネギ・春菊など 見たこともない具材が いっぱいだった |
小倉の屋台では
おにぎり・お稲荷さん おはぎも並ぶ |
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大根
ゴボウ天 餅巾着 3つで 360円 |
厚揚げ
鰯つみれ 野菜天 3つで 360円 |
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ホテル三徳
---HOTEL SANTOUKU---
〒805-0019 福岡県北九州市八幡東区中央2丁目22-7 基本設備:テレビ・エアコン・バスタオル・タオル・浴衣・ドライヤー・シャンプー・リンス・ボディーシャンプー・歯ブラシ・カミソリ・冷水ポット シングルルーム5000円/スィートルームや和室もある |
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シングルルーム
寝るだけには充分の設備 |
ユニットバス
小さいながらも 清潔でした |
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<<<2日目>>> |
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小倉にはおでんを
売る店が本当に多い うどんの汁は 関西風なのに おでんの汁は色が濃い |
たっぷりのあげ玉や
とろろこんぶ・しば漬け などはかけ放題 各テーブルに置いてある |
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まる天うどんに
ゴボウ天をプラス 420円 あっさり味の汁も 美味しいが うどんの麺も 美味しかった |
山菜いなり
120円 甘めの油揚げは うどんの汁と好相性 |
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こちらも小倉名物(?)
おはぎ 100円 |
餡子がた〜っぷり
甘〜いです |
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スペースワールド
は宇宙をテーマにした遊園地。 屋外には大人気のジェットコースターをはじめ、雨が降っても安心な最先端のハイテク技術を駆使した屋内アトラクションが。 キャラクターによるレビューショーやイベントも開催。 |
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「エイリアンパニック」
自ら歩いて進む お化け屋敷 真っ暗で何も見えない 上にエイリアンの特殊な 動きがとにかく怖い! 大絶叫モノ! |
水上を突き進む
「ツインマーキュリー」 ビショ濡れ必至 簡易合羽100円を着て いざ出発! |
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「スターシェイカー」
異次元空間や未知の世界を超高速で走り抜けるリアリティ体感SFX映像 |
スペースワールドの
シンボル 写真スポット |
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ジェットコースター
「ヴィーナス」は 一回転する |
さらにこんなコースを
めぐるのです! |
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ここでの2大ジェットコースターは最大傾斜角度60度・最高速度115kmの「タイタン」と1回転をメインに予測不可能はコースをたどる「ヴィーナス」である。 「ヴィーナス」の運行時間まで、まずは「エイリアンパニック」や「ツインマーキュリー」へ。 天気も快晴となりいよいよ「ヴィーナス」へ。席についたと同時にどしゃぶりの雨が! 雨が痛いので下を向く→回転の重力がかかる!さらに超高速スピードで降りる頃にはビショ濡れフラフラ〜久々の体験であった。 室内のアトラクションを楽しんでいるうちに、しばらくするとまた快晴に。 |
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次は「タイタン」へ。
乗ろうとした直前にまたしてもどしゃ降りで運行中止。私たちって雨女・・・!? ゆ〜さんはどうしても私に「タイタン」を体験してもらいたかったようで、残念がっていた。 (左右の写真は後日ゆ〜さんが撮影したもの。凄い急傾斜!!) 午後の予定もあるのであきらめて昼食へ。 |
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来々軒
中華料理の店というだけありラーメン以外にも レバニラ炒め(550円)などもあり。 さらにはオムライス(650円)も。 ここは地元でも大人気で、いつも満員なんだよ(by ゆ〜さん) |
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高菜漬け
真っ赤な色のとおり 辛〜い高菜 クセになる美味しさ 各テーブルに置いてある |
ちゃんぽん
600円 蒸し麺を使って いるのが特徴 歯ごたえのある麺と 野菜の旨味たっぷりの スープがベストマッチ |
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とんこつラーメン 450円
九州に来たらやっぱりこれ!前から楽しみにしていたとんこつラーメンだ。 店内に入った時にはぷぅ〜んと豚骨のにおいがしたが、スープを口にしたら クセも臭みもないコクのある味で とんこつ好きの私には ビンゴ! そのまま楽しんだり、高菜を入れてピリ辛にしたり、 とっても美味しくて大満足(^^) チャーハンとのセットを食べている人が多かった。 |
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和布刈神社
は海峡の守り神として古くから信仰を集めてきた。
和布刈神事といって奈良時代から行われていると伝えられる行事は有名。 毎年旧暦の元旦、午前2時ごろから烏帽子・白足袋・藁草履を身につけた神官3人が、体を清めた後、それぞれたいまつ・手桶・カマを持ち、真冬の冷たい海へと入っていき、岩についているワカメを刈りとって神様にお供なえする。 ワカメを刈る部分(=和布刈神事)は福岡県の無形民俗文化財に指定されている。 |
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荒波をかぶっているよう
天気が良い日でも 比較的波が強いのだとか |
関門海峡
北九州市門司区と 山口県下関市の間にある長さ約28kmの海峡で 瀬戸内海の周防灘と 日本海の響灘を 結んでいる。 |
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関門国道トンネル
昭和33年に開通したこのトンネルは車道と人道の2段のトンネルになっており、人道へは門司、下関の両入口からエレベーターで降りていく。 人道の長さは780m、徒歩約13分間。 通行料金は人は無料、自転車は20円。 |
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エレベーターの扉が開くと、海底のさらに下にあるトンネルの入口だ。 なにもない真っ直ぐなトンネルではジョギングをする人もいる。 本州では京都大阪以南へは行ったことがなかったので、もちろん山口には初上陸となるわけだ。しかも九州側から行くことになるとは。 いよいよ県境に到着。 ガラッと何かが変わるわけではないのだろうが、その先にある山口県の風景に思いを馳せてさらに進んでいった。 |
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山口県側から見た
九州の景色 |
大きな船が
毎日行き来する |
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門司港レトロ地区
開港は明治22年、北九州の工業力と結びついて大陸貿易の基地となり、最盛期には1ヶ月に200隻近い外港客船が入港し、国内航路を含めて年間600万人近い乗降客がいたという。 街には商社やビルディングが建ち並び、盛り場には洋行客相手の店も多く、門司港の街を華やかに盛り上げていた。 明治の終わり頃、入荷されたバナナを独特の口上で売りさばいたのが”バナナのたたき売り”の始まり。 |
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門司港駅
大正3年(西暦1914年)に建てられた九州で最も古い木造の駅舎で、 駅としては全国で唯一国の重要文化財に指定されている。 外観のデザインはネオ・ルネッサンス様式といい、左右の造りが対称的なのが特徴。 |
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旧門司税関
1889年に長崎税関門司出張所として開設されたものが1910年に独立して税関となった |
国際友好記念図書館
帝政ロシアが中国の 大連市を阻借している 時代に建設した 東清鉄道オフィスを 複製建築したもの |
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海峡プラザ
平成11年に誕生した複合商業施設。1階には新鮮市場やお土産・雑貨等のマーケットが建ち並び、2階には赤煉瓦ガラス美術館やオルゴールミュージアム・レストランなどがある。 「霜降あじ」超人気の品とのこと。1匹600円、2匹で1000円。 |
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私もお土産に購入。辛いなかにもコクや旨味があって、すごく美味しい!
2日で食べきっちゃいました・・・! |
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旧門司三井倶楽部
大正10年(西暦1921年)、三井物産の社交倶楽部として門司区谷町に建築、その後所有が国鉄に移ってからは門鉄会館と呼ばれていた。 今のレトロ地区と離れていたため、平成2年JR門司港駅前に移築・復元された。 アインシュタイン博士夫妻が宿泊した部屋も、当時の状態のままに保存されている。 |
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相対性理論で有名なノーベル物理学者アインシュタイン博士夫妻が宿泊した部屋も、当時の状態のままに保存されている。
博士は港周辺を散策して、第二の故郷スイスの田舎に帰ったような安らぎを感じ、できることならここに永住したいとまで言ったとか。 |
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意外と小さいベッド
奥には洗面台と鏡台が |
湯船も小さい造り
今見てもおしゃれで モダンだ |
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『辻利茶屋』
老舗のお茶屋さんが モダンにリニューアル 抹茶ソフトを アレンジしたデザートは 若い人に大人気 魚町銀店街にある |
寒天と白玉が入った
抹茶ソフトパフェ350円 抹茶の味と 濃厚なミルクの味が GOOD! |
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『半助』
串焼きの種類が豊富な 居酒屋さん |
お刺身盛り合わせ 5種
950円 新鮮な海の幸が 食べれる幸せ |
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焼き鳥は鳥以外にも
豚バラや牛 内臓系も豊富 |
肉の間に
玉葱の角切りを発見 手作りの証を 示しているそう 各地の食文化の違いを 感じた |
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山芋鉄板
食べて見たかった もののひとつ ふんわりとしたオムレツ にはウィンナーや玉葱 が入っており ポン酢をつけて食べる |
地鶏の鍋
950円 赤鶏を味わえるよう シンプルな薄味のだし汁 歯ごたえのある食感 |
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ゆ〜さん直伝!
山芋鉄板の作り方 |
<材料> 山芋(長芋)200g //
卵黄1個 (芋が硬ければ白身を少し入れる)
塩 小さじ1/3〜1/2 // 醤油小さじ2〜3 // 酢小さじ1〜2 山芋はすりおろし、材料を全部ボールにいれ、しっかり混ぜる。 鉄板(又は、フライパン)に油をひいて温め、そこへバターを少々。 鉄板にボールの中身を入れて、弱火で焼いて下さい。 お好み焼のように裏返さなくてもOKです。 焼き色が付いて、程よく火が通ったら(ふっくらとなります)出来あがり。 最後に、削り節、小ねぎ、きざみ海苔をかけて食べます。 小ねぎは、ボールで混ぜる時に一緒にいれて焼いてもGOODです。 味が薄いときは、ポン酢を掛けて召し上がれ! |
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1泊2日の旅行は本当にあっという間に過ぎていった。
北九州の歴史も自然も味覚も堪能でき大満足だった。そして次回はまた違う季節に違う景色を見てみたくなった。梅が香る太宰府天満宮、桜が咲き誇る小倉城、緑の山に”白い”羊が戯れるコントラスト、皿倉山からみる星空、鍾乳洞のその先・・・そんなことを想像しながらSKY12(福岡21:00発→羽田22:30着)に乗っていた。 ネット上の文字だけで長くお付き合いさせて頂いていたゆ〜さんが、動いたり話したりする姿に違和感は全くなく、すぐに打ち解けられたのはやはりゆ〜さんの人柄だろうか。
もちろん、初めて会った瞬間は心が躍り感激した。
しかし、初めて会ったのに懐かしい、昔からの友人のような感覚を持てたのは 2人の共通する部分が少なからずあったのだろう。 旅行が好き、食べるのが好き、というのももちろんだが、 遠慮しすぎない、好意には素直に甘えるなど 他人から見れば失礼にあたるかもしれないが、そんな考え方が似ていたのだろうか。 サイト開設時から見守って頂いたゆ〜さんにお会いできたこと、とても嬉しく思っています。 楽しい旅の案内ありがとうございました! 管理人:みっふぃ |
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